オール1の落ちこぼれ、教師になる



オール1の落ちこぼれ、教師になる
オール1の落ちこぼれ、教師になる

商品カテゴリ:受験,教育,学習,英会話,資格取得
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読む人にとってはかなり価値がある

学校で物理の先生が貸してくれたのが切っ掛けです。
もともと小説を読んだことがなく、その中でもうこういう本は特に嫌いでした。
だいたい題名からしてあからさますぎて、中身は知らなかったけどほとんどが自分は不幸だったってことを強調しているのに、結局は成功しているのが他人の幸せを見せ付けられるようで嫉妬心しかわかない、というか自分がそういう性格だったせいもあります。
でも先生がわざわざ貸してくれたのでしょうがないから読んでみたところ、中身は、大筋のストーリーは上記と同じなんですが予想とは違いました。

簡潔に書くと、人生の成功秘話なんかじゃなくてただの物語として完成してたところ。
また、総ページが200程度しかなく、小説を読んだことがない私でも読む気がおきたところ。
そのおかげで気づけば読み終わってました。
さらに、物語の中に受験勉強の流れとかが登場して(当時はセンター試験とか個別試験の意味がよくわからなくて知りたかった)大学受験の仕組みについて簡単に触れてくれたこと。
定時制高校における教育とは、ということについて書いてあったこと。

これは短いながらも必要な人にとっては価値ある情報をかなり包容していました。
特に私の学校の先生については最高の教本としての価値を持っていたんじゃないでしょうか。
生徒としても、この本に書かれている内容を先生が読んでいたというだけで尊敬の念があります。
作者のことを成功秘話を自慢する人だと題名から思ってたんですが、こんな私から見ても宮本延春さんは良い人だという印象をうけました。

人それぞれとはいえ、ここまで自分の近況や知りたい情報に即している本に出合えたって今でも凄いなと驚いてます。補足すると、作者と物事の考え方が結構似てたっていうのもスイスイ読めた原因です。
そんなにいい本だろうか

オール1だった人が学校の先生に。確かにいろいろな苦労があったんだと思う。頑張ったんだと思う。
でもそれだけではないだろうか。著者の教育に関する考えなんかも誰でも言いそうなことだ。
後半からはなんだか自慢話のように聞こえてきて、少し不快感を覚えた。
自分はこんなに苦労したんだ、オール1だったんだ。頑張ったんだ。俺は誰よりも出来ない生徒の気持ちがわかる。うーん、内容が薄かった。オール1だったというエピソードをとってしまったら、なんにも残らない本だと思う。
情熱×時間×出会い=無限な可能性

2006年の夏、書店の棚を見ていたら、この本のタイトルが目に飛び込んできた。
「オール1からの教師だって…」と、どんな人だろう?

勉強の分からなかった人が、人に教えることは、大きな可能性がある。
彼は、エジソンみたいな人だろうか?
大原光代さんの『だから、あなたも生きぬいて』(講談社文庫)のような波瀾万丈なドラマだろうか?
人生のやり直しの物語だろうか?
ドキドキしながら、この本を手にしたことを、昨日のことのように思い出す。

小・中学生の授業中に、前の黒板に説明されることを、考えて理解することもなく、何年も過ごしてきたことの体験が、僕の脳裏によみがえる。

23歳で九九のできない彼に、彼女が貸してくれた1本のビデオテープ・NHKスペシャル「アインシュタイン・ロマン」を観て、物理に興味を抱き、27歳で名古屋大学に合格。
「名古屋大学理学部物理学科卒業・同大学院理学研究科博士課程修了・理学博士」
現在・私立豊川高等学校教諭。そして教育再生会議委員でもある。

この人、実在の人物ですよ。
テレビドラマのフィクションの世界ではありませんから…。

彼には隠れた部分で、優れた能力があったのでしょう。
でも、彼女との素晴らしい出会いがあったからこそ、奇跡のような「宮本延春」が存在する。

「学ぶことへの情熱」が伝わってくる歴史に残る1冊。
目標を持って自己実現に向かって進んで行動している人が成功者の秘訣

 本書を知ったのは現在放映中のTBSドラマ『3年B組金八先生』の挿話(第5話:『親の希望 子供の夢』07.11.8 O.A.)で美術と体育が4と3で、あとはオール1の成績を持つ生徒。病床の夫を抱え、自分のパートの稼ぎだけで一家を支えている母親のためにも卒業後の就職も内定していた生徒だが、突然「教師になりたい」と言い、本人の気持ちが生半可なものではないと知った金八がその生徒に紹介したのが本書であった。

 中1の成績が「オール1」、中3になっても漢字は名前しか書けず、英語の単語はBOOKだけしか知らず、九九は2の段までしか言えない、いわゆる<落ちこぼれ>であった著者。
 15歳で大工の見習いとして就職するも、18歳で両親と死別し、天涯孤独の身になりながら、一生懸命生きていき、23歳の時にアインシュタイン博士のビデオを見て感動して勉学に一念発起し、『小学3年生のドリル』を買って猛勉強し、24歳で定時制高校入学、27歳で難関国立大学(名古屋大学理学部物理学科)に見事合格、大学院まで9年間研究に没頭し、37歳で教壇にたった挿話を読み、改めて著者に対し感服した。
 特に16歳の時に母と18歳で父と死別して天涯孤独の身となりながらも今日まで頑張ってきた著者やそれを支えてきた周囲の人々(特に定時制の先生方や職場の上司・同僚、そして両親亡き後支え続けた現在の奥様など)の優しさや暖かさ、そしてその期待に答えた著者の努力にも感動した。

 本書を読んで改めて感じたことは目的を持って行動する人はたとえ躓いても確固たる信念があるかぎり、ゆるぎなく努力を続ければ、道がおのずと開かれることを教えてくれる。自分で目標を持って自己実現に向かって進んで行動している人が、ある意味、成功者になる秘訣であると思う。

答えを教えない

著者の経歴よりも、答えを教えないことが大事だということが分かりました。
答えを教えると、答えと合っているかどうかしか意識が向かない可能性があります。
正解がなにか存在しているという幻想を持たせることがあるかもしれません。

回答を作ることが大事だということがわかります。

ps.
残念だったのは、転機となったアインシュタインの何を見たのかの詳細の説明がない点です。
何を感じたのか、どう感動したのかを書いていただけるとよかったと思います。
人の転機は、ひとそれぞれなので、具体的なところがわからないと、ピンと来ないかもしれません。
他の本に書いているので、この本には詳しく書かないというような程度の衝撃だとは思えません。



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