父親のすすめ (文春新書)



父親のすすめ (文春新書)
父親のすすめ (文春新書)

商品カテゴリ:妊娠,出産,子育て,育児,幼児教育,母親学習
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子供の教育に真に成功したノウハウを惜しむことなく提供した本

著者の父親としての真骨頂は、『こういう作文(評者註:著者の次女が書いた作文)を紹介しますと、「農業高校でがんばっている」生徒に、声援を送ってくださる方がけっこういるかもしれません。私たち親子から見れば、夢も目的もないのにただ成績が多少良いからという理由だけで普通高校に進学していく生徒たちにこそ声援を送りたくなります。?第3章?』という文章に端的に表れている。同様に長男が書いた「農業の未来は暗くない」という小論文も素晴らしい。その長男の高校での国語評価が2であったというエピソードも、学校教育に横たわる問題と家庭教育の大きな可能性を示現している。この本には、多くの親が悩み、真に成功する確率は決して高くないと思われる現代日本の家庭教育に、著者が果敢に取り組み、見事に成功した「サクセス・ストーリー」がある。体験知に基づく説得力のある良書である。
日垣家の子育ての一端がわかる

「親の務めは、子供を自立させること」との著者の姿勢は明確で、すがすがしい感じさえした。
 著者は別に子育て論を上段からぶっているわけではない。自分たちがどうやってきたのかをさらけ出しているだけである。

「小遣いの与え方」「いつまで一緒にお風呂に入るか」「食事中のテレビについての考察」などなど、どうでもいいわけではないけど、それほど深刻な問題でもない、でも、誰でも気になることについて、著者の考えと経験が述べられている。
 他人の家庭事情を覗いているようで、面白い。

 参考になるところもあろうし、そうでないところもあるのは当たり前。
 筆者が最後に、「・・・本書を通じて一番申し上げたかったのは、男親の子育ては楽しいというたったそれだけのことなのです。」と述べているが、それは良く伝わってきた。
 

読み物として楽しめます。

 小生、3児の父です。
 世の中には親の数だけ子育て論(教育論)がある、と言われています。この手の本は、全て鵜呑みにしたり、全て否定したりするのではなく、「そういう考え方もある」程度に受け止める余裕を持つ必要があると思います。
 本書の内容も、「なるほど」と思える部分もあれば、「それはどうかな」という部分もあります。そして、そんな考え方に照らして自らを省みるきっかけとしては価値のある内容だと私は感じました。
 著者は教育・子育ての専門家ではなく、「フリーランス・ライター」。文章の書き方指南の著書もあり、「読ませる文章」を書くのはお手のもの。文体を「しゃべりことば調」にしたり、大げさとも思える主張の展開など、「読み物」として面白くするような巧妙な「しかけ」が見え隠れします。そこのところが鼻につく読者もいるのではないでしょうか?
子供が中学生くらいになったら、また読みたい

親の務めを「子供を自立させること」と定義した上で、様々なアドバイスが述べられるます。
子供が集団的な犯罪行為に加担しないように「家の親父はうるさいから」という言い訳をさせる、というのには膝を打たせてもらいました。また、「親が本気で言ったことは、とりあえず聞き入れさせる。成人すれば、親の間違いも含めて、子供は勝手に修正していく」というのも最もだと思います。子供時代をふり返れば、自分の親の言っていたことが間違いだった、と思うことはいくつもありますからね。そんな当たり前のことに気づかせてもらいました。
日曜日の部活動を毛嫌いしていた私には、「家庭を犠牲にしてまで埋没する部活は正気の沙汰ではない」という主張に溜飲の下がる思いでした。
疑問に感じる点が無いわけではありませんが、子育て方法にマニュアルがあるわけでなく、好きなものを受け入れれば言い訳で、そんな意味では役に立つことの多い本でした。
父親には星4つ。その他には星3つ。

自分自身が1才の子を持つ一児の父だから非常に興味深い内容でした。
「親を必要としなくなる日を目指す」
「この親をクリアできたらどこでも通用する」
まったくの同意です。特に上の方は自身でも漠然と想っていた部分であり
すべての父親に一読して貰いたいほどに…
しかし父親として一読の価値があるのは間違いないけれども
書いてある内容がすべて正しくすべてマネするべきでは当然ながらないでしょう。
すべての家庭にはそれぞれの事情もあるし
すべての父親にはそれぞれの理想像があるからである。
日垣さんの子育て方針そのものをマネするのではなく
日垣さんの自分にとって良いと思える部分を取り入れるくらいの柔軟さで読むほうがいい。
素晴らしい父親だからしっかりした子供が保障されることもないし
子育てに答えなんていつだってひとつではないのだから
育児に気負うことなく楽しめることが大切になっていくのではないだろうか?
そして日垣さん自身もおわりに強調しているのが
「親は無理をするな」そして子育ては楽しい。と結んでいるのが
現代の悩める父親への救いの言葉になっているかもしれない。



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